夢解釈29「父に守られる」

「自分の素の部分と向き合うために、男性的な意識の働きを
任せてしまうことの大切さ」をあらわした夢

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カーテン 様
30歳 女性 一人暮らし
タイトル/「父に守られる」

掲示板で、「狸の剥製」の夢でお世話になった者です。
ありがとうございました。
あの夢の詳しい解釈もとても知りたいのですが、今回は今の悩みとより通じてるように思える他の夢でお願いします。
以下夢の内容です。

【 夢の内容 】
草原の中に小さな小屋があり、その屋根に私はうつ伏せでいる。
周りを狼が取り囲んでいて、狼から逃げようとするほど、体が屋根からずり落ちそうになり恐怖を感じる。
ふと力を抜を抜いてみようと思い、そうしてみたら屋根の端まで落ちかけていた体が、スッーと屋根の中心に体が移動する。
ほっとして小屋の周りを見渡すと、父が厳しい表情で猟銃を構え狼からわたしを守ってくれていた。


カーテン様

大抵、現実よりも、材質や湿度などリアルで詳細な夢を見るのですが、この夢はかきわりか絵本のように、余計なものがなくストーリーを展開するだけの夢という感じでした。
これを見た直後は、とても気が楽になりました。
単純にストーリーをそのまま受けとり、
「力を抜いたほうが上手くいく」
「守ってもらってもいいかもしれない」
そう受け取ったからです。
この夢を見てから2.3年経っています。
当時は人に頼りたいという気持ちを受け入れることで楽になったのですが、今はこの猟銃を構える父の部分を受け入れて行きたいと思うことが仕事やプライベートで日々つのっています。
当時も今も、ニュートラルな解釈は無理そうなので、鑑定をお願いしました。 では宜しくお願いします。

鈴木めいや

カーテン様
依頼を頂きまして、誠にありがとうございます。
夢と解釈のサイトでは、お客様の心理学的な類型(お客様の主体としている意識の働き)を考えるための心理テストサービスを行っております。
夢解釈に関係してくる可能性がございますので、もしよろしければ、以下の質問にお答え頂ければと思います。(もちろん行うか否かはお客様の自由です)
⇒ タイプの心理テストはこちら
何卒、よろしくお願い申し上げます。

カーテン様

ご連絡ありがとうございました。以下は、心理テストの答えです。
〜心理テストのお答え〜
宜しくお願いします。

鈴木めいや

「タイプ論-問診チェック」をお送りいただきましたので、その結果の表を添付させて頂きます。
お会計の確認を済ませましたので、早速ですが、送って頂いた「父に守られる夢」の解釈をはじめたいと思います。

この夢はご本人もお気づきのように、実在の父親との関係と大きく関わっているように感じられ、特に、ご本人が幼い頃、父のことをどのように感じ、どのような環境にあったが大きなポイントとなっているように思われます。

あなたの場合は違うのかも分かりませんが、普通、広く一般的に、父との関係が悪かったり、愛されていないと感じている年端もいかない幼い少女は、夜、とても寝つきが悪くなってしまう場合があります。
幼い少女にとって、自然な形で父親に愛されていないと漠然とした不安な気持ちを抱えやすいものであり、これは簡単に言ってしまうと、少女にとって父親とは、最も信頼できる社会的な窓口のようなものだからだと思います。

あるいは、多くの女性にとって、父親は最も身近で基本的な男性性のモデルでもあり、社会的な生活を送るためには、そのモデルが大きな前提的な基盤となる場合さえあります。
以上のことは、今回送って頂いた夢のモチーフ(この夢を形作った動機)にも通じているのかどうかは分かりませんが、少なくとも現実の生活において、社会的に恐ろしい何かがあった場合、身近にいる父親の愛情があるのとないとでは、心理的に大きな違いがあることは明らかです。
現代では、幼い子どもに社会的な危害が生じることほとんど無くなりましたが、それは人類の歴史という観点からみると、ごく最近の出来事です。
なぜ、父親との関係が良くない少女は、夜、なかなか眠れないのか?

その答えは、まだ文明が発達する前の原始的な生活を送っていた時代、あるいは戦争や飢饉が続いていた時代のことを考えれば、簡単に想像が付くと思います。
幼い少女が、父親の助けなしで、自分の力だけで食べ物を確保し、自分の力だけで生きていくことはとても困難であった時代が長らくあったのです。
つまり、たとえ頭では「安全だ」と分かっていても、本能はこう告げるのです。
「もしも狼がやってきたり、食べ物がなくなったりしたら、父親は私のことを助けてはくれない。だから今は、眠っている場合ではない!」と。
ユング博士によると、わたし達の普遍的無意識には人類が長らく経験してきた長い歴史の尾を持っていると言います。
心の深い本能的な部分では、少女は父性的な力が無いと生きていけなかった時代の名残りがあると想定することが出来ます。
おそらく、父との関係が悪い少女が不眠症になりやすい理由は、そのような不安定な気持ちから来るのではないかと、私は考えています。
今回は、分かりやすくするために、とても極端な説明から入ってしまいましたが、人類の歴史上、女性は、父親の愛情がとても重要になる場合があるということを、今回送って頂いた「父に守られる夢」から、私は連想してみた次第です。

前置きはこれくらいにしまして、送って頂いた夢を詳しく解釈するために、いくつか質問させて頂いてもよろしいでしょうか?

もちろん、お答え頂ける範囲内で結構ですので、ご一考くだされば幸いです。

質問1)
夢の場面である草原ですが、そこはやはり、自然な緑色の芝生が広がっているような所でしたでしょうか?
また、その草原や小屋は、実在するどこかでしょうか?

カーテン様

鈴木様
ご返信ありがとうございます。
普遍的な視点からの父親と少女の関係、自分や親しい人で当てはまるところがあり、興味深く読ませて頂きました。
父親との関係が非常に希薄な友人は寝付きが悪く眠りがとても浅かったり、私はどこでもすぐ眠れるのですが、社会的な基盤としての父親、眠ってる場合ではないという感覚は共感するところがありました。
それから、今回鈴木様に鑑定をお願いした大きな理由に、タイプ論からの切り口の解釈をとても興味深く読ませて頂いたことがあります。
わたしの結果では直感が感覚よりだいぶ高くなっているのですが、元々は感覚中心でした。
20歳頃までは日常の些細なことで充足を感じ細かい手作業も好きでしたが、徐々にというよりは急激に、飛躍した考えが頻繁に浮かんだり、飽きっぽく興味の対象がコロコロ変わったりし、どの自分が1番しっくりくるのか正直今でもわかりません(笑) ドリームのサイトの文章中に、

「直感機能を使ってる時には、感覚機能は同時には使えない」

と読み、腑に落ちました。
ソワソワと落ち着きのない考えに嫌気がさし、何度も馴染みのある繊細な感覚に戻ろうと試みたのですが上手く行かず、出来たように思えても、掲示板で解釈して頂いた「狸の剥製の夢」で取り戻そうとするものが「形骸化」してしまっていると表現されましたが、ほんとにそんな状態でしか現せなくなったように感じました。
これも鈴木様の解釈での言葉で「枯渇」している状態というのがとても言い表していると思います。

質問1)
夢の場面である草原ですが、そこはやはり、自然な緑色の芝生が広がっているような所でしたでしょうか?
また、その草原や小屋は、実在するどこかでしょうか?

答え:最初の投稿でも書いたのですが、この夢は全体的に作りものぽっいというかとても概念的で説明的でした。
いつもはもっと細かい実感のある夢を見るのですが、頭で「草原だなここは」「わたしは小屋の上にいるな」と認識してる感じです。もちろん、草原も小屋も実在しません。
あえて印象で残って〜

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